専門学校を選ぶときのポイント

オープンキャンパスに参加する

白衣の女性
自分の将来を決める大事な学校選び。
各看護学校から出ている学校の様子を伝えるパンフレットからどんな学校かというおおよその雰囲気が分かりますが、それだと細かいところまで知ることはできません。

最近は、学校がホームページやSNSに力を入れて少しでも自分たちの学校の良さを知ってもらおうとしていますが、それでも限界があります。
新入生にどんな学校かを知るのに何を参考にしたか聞いてみたら、オープンキャンパスに参加したのが一番学校の雰囲気を知るのに役立ったようでした。

パンフレットやホームページ、SNSではイメージしづらいことでも、実際の学校に行くと肌で感じられます。
夏休みになるとほとんどの学校でオープンキャンパスが開催されますので、積極的に参加して学校を見学に行くといいでしょう。
私も夏のオープンキャンパスに参加して、通う専門学校を決めました。

例えば、在校生の雰囲気や講師の授業の進め方。
在校生がどう過ごしているかや授業の進め方を見ることで、自分の学校生活がどんなものになるかより具体的なイメージができるようになります。

看護を学ぶために長い期間通うことになるので、どんな学校生活が待っているかしっかり確認するのは大切です。
中にはオープンキャンパスの時は良い雰囲気だったのに普段の様子はぜんぜん違うという学校もあるようなので、オープンキャンパスの日じゃない普段の学校の様子を見せてもらえるのであれば、別途時間を作って見学するのもいいでしょう。

カリキュラムや資格、就職情報も確認

学ぶ環境の雰囲気が良いのは大事なことですが、忘れてはいけないのがカリキュラムやお金のことです。
多くの専門学校では、1000~1200時間以上の授業時間がありますが、医療系の学校は学ぶ内容が多く1600時間を超えることもあります。

また、将来的に取得できる資格についてもしっかり確認しましょう。
国家資格の取得はもちろんのことですが、マナー・作法やPCスキル等、国家資格以外にも仕事に役立つものがあるので、それらも学べるのかどうかも大切です。

学費以外の支出も考える

学校の通学に要する学費だけじゃなく、テキスト等の教材費や資格試験の受講代金、研修費用等、学費以外の支出もありますし、上京などで一人暮らしをする場合には、家賃などの生活費も必要です。

私は親戚から勧められた広島県内の看護専門学校に入学し、当時は学校近くの学生マンションに住んでいました。
親戚の家に住ませてもらうという選択肢もあったのですが、さすがに気が引けてしまって・・・。

学生マンションなら、住んでいるのは学生だけですし、家賃も安く抑えられていて、家具家電付きという物件もあるので引っ越し費用を浮かせることも可能です。
女子学生専用物件もあるので、セキュリティ面もしっかりしていますし、他県から進学してくる女子学生でも安心という点もいいですね。

また、まとまったお金を準備できないという方は、奨学金を利用するという方法もあり、国や自治体の公的な奨学金以外に、学校独自の奨学金制度を用意しているところもあるのでそれを利用すれば、経済的理由で進学をあきらめずに済みます。

将来を左右する学校選び、たくさんの情報に触れて自分にとってベストな学校を選びましょう。