学校の文化祭

生徒たちが仲間と楽しめる一時となる

屋台の料理
私が勤める看護学校では、1年に一回文化祭を行っています。
文化祭では、いろいろな催しを行っていて、学生のご家族や地域の方々、病院関係者などを招待して楽しい一時を過ごすことができます。

基本的なアイディアは教師の私たちが出すこともありますが、どんなことをするか、どんな内容にするかなどは、生徒が知恵を絞って考えますので、ユニークな内容になることもあります。
また、それぞれのクラスが行う催しの内容は、生徒が協力して自分たちで準備しますので、一緒に準備をする時間も有意義で、楽しいものですね。

こうして一緒に考えて準備することで、クラスの仲が良くなっていくのを見られるので、文化祭は生徒同士の結束を強めるのに役立っているような気がします。
また、授業とは別に医学に関することを勉強することもありますので、良い学習の機会となっています。

文化祭の内容

看護学校の文化祭では、いろいろなことをします。
幾人かの生徒は、医学や看護について研究したこと、もしくは調査したことを発表する機会が与えられて、全生徒や招待客の前でその内容をプレゼンテーションします。
結構深い内容の研究をしている生徒もいて、驚かされることもあります。

そして、文化祭では、各クラスが何らかの催しをしますが、それぞれ特徴があって楽しいですね。
模擬店を出して、おいしい軽食を提供してくれるところもあれば、ボランティアが提供してくれた物品のバザーを行っているところもあります。

また、中には、クラスで人体模型を拡大して教室いっぱいの大きさのものを作ったり、神経や血管を模して迷路を作ったりするところもあります。
アイディアいっぱいの内容となっているので、それぞれのクラスを回ると楽しいですね。

学生たちが生き生きとしている

文化祭でクラスごとにユニークな催しを提供しているのも楽しいのですが、生徒たちが本当に楽しそうにしているのを見るのが一番いいですね。
生き生きとしてクラスを訪れるお客さんに対応しているので、見ているこっちもうれしくなってきます。

もともと、看護師になりたいという夢を持っている学生たちですので、前向きで一生懸命な人が多いのですが、こうしたイベントとなると、特に喜びを感じることができますね。
看護の勉強とは別のところにあるとも言える文化祭ですが、学生生活を楽しみ、仲間との結束を強めるものとなりますので、とても意義がある時間だと思います。

そして、看護学校で行っていることや、看護学生が努力している姿を、学生のご家族や地域の人々に見てもらう機会となっているというのも大事でしょう。
こうして、さらに看護師という職業についての理解を深めてもらえることになりますね。