もうすぐテストです

科目ごとにテストがあるので準備が楽

看護学校にも、普通の学校と同じようにしっかりとテストがあります。
しかし、看護学校では、大学や高校のようにまとまった期間の中でテストを行うというシステムではなく、それぞれの科目もしくは単位ごとにテストを実施します。
そのため、勉強したことを忘れないうちに、すぐテストとなりますので、割とテスト対策が楽かと思います。

また、バラバラにテストが実施されるということで、勉強のための時間も取りやすく、準備がしっかりとできるというメリットもあります。
こうしたこともあって、全体的に見てテストの点数は高めだと思います。
また、いわゆる赤点になってしまっても、補習や追試がありますので、テストで落ちるということはかなり少ないと思いますね。

学生同士でノートを見せ合ったり、過去問を調べたりしている学生もいるようです。
ポイントとなるところは授業で強調されますし、結構過去に同じような問題が出ているのも事実ですので、こうしたテスト対策もありなのかなと思ってしまいます。

緊張して落とすこともある実技テスト

看護学校では、ペーパーによるテストだけでなく、実技テストもあります。
看護の技術は書いて証明できるものではないので、実際にやってみてどれだけ技術を習得したかを見ることになります。

この実技テストが生徒たちには関門のようで、筆記試験は良くても実技テストがかなり苦手という学生が結構います。
きっと実習の時には上手にできていたのでしょうが、試験管の前でテストとなると緊張してしまって、手順を忘れてしまったり、うまく作業を行えなかったりして、点数を落としてしまうのです。

しかし、こうしたプレッシャーの中で行うテストというのも、精神面での強化に役立ちます。
実際の看護の仕事の中では、メンタルの強さがないとやっていけないシーンも度々出てくるものですので、看護学校で訓練できるのはいいことだと思います。

いろいろある実技テストの種類

実技テストは主な実習の度にありますので、結構な種類の実技テストを受けることになります。
最初のうちに受けることになる実技テストは、ベッドメーキングです。
まるでホテルでの実習のようですが、入院ベッドを整えるのも看護師の大事な仕事の1つですから、効率よく上手にできるようにならなくてはなりません。

また、実習が進んでいくと、採血や注射のテストもあります。
注射は看護学生は法律上できないことになっていますので、模型を使って行うことになります。

採血に関しては、学生を相手に実際にしますので、緊張してうまくできないと、相手役の学生に痛い思いをさせてしまうので、結構難易度の高いテストと言えるでしょう。
毎回、このテストは見ていて何となくハラハラしてしまいますね。